報恩講とは

浄土真宗の宗祖・親鸞聖人(1173年~1263年)のご遺徳を偲ぶ。ともに、阿弥陀様の御恩に報謝し営まれる法要のことです。京都本願寺では御命日である1月16日(新暦)に営まれます。聖人は、自分の努力ではどうすることもできない老・病・死の苦しみと向き合い、その苦しみを超えてゆく道をお示しくださいました。

それは阿弥陀如来の願いを信じてお念仏を申し、仏となる道でした。報恩講は、その聖人のご遺徳を偲ぶとともに今私がお念仏の、み教えに出会えたことを感謝させていだく大切な法要です。

親鸞聖人のご命日をご縁として、私たちを救ってくださる仏さま(阿弥陀如来)、 そして親鸞聖人をはじめ先だっていかれた方々のお導きによってこの私が念仏のみ教えに出遇い、 生きる依りどころをいただいているご恩にお礼を申しあげる法要です。

浄土真宗の開祖である親鸞聖人は約750年前、1262年11月28日にその生涯を終えました。人生50年と言われた時代に、90歳という長寿を全うされたそうです。

報恩講とは、「恩に報いる集まり」のことで、毎年親鸞聖人の命日の前後に執り行われます。「お取越(とりこし)」や「お引上(ひきあげ)」と呼ばれることもあります。親鸞聖人との出会い、そしてともに念仏をして生きる人々との出会いに感謝し、自らの在り方や生き方について尋ね考える、浄土真宗の中でもっとも大切にされている仏事です。

花まつり講演会(毎年4/8)

花まつりはもともと灌仏会(かんぶつえ。仏生会、降誕会などとも)と呼ばれ、仏教の創始者であるお釈迦様の生誕をお祝いする仏教行事です。観専寺では、法話と落語の会と題し、落語家をゲストに呼んで境内で落語公演を行うなど、子どもから大人まで親しめるユニークな企画もしています。

こども花まつり(毎年4/1)

釈尊のご誕生をお祝いする行事で、イベント当日はビンゴ大会などの子ども達が楽しめる催しを実施しています。

修正会01/01 - 01/03
正月に修する法会の意。元日より3日間つとめる。
御正忌法要01/16
親鸞聖人のご命日にあたって、そのご恩徳を報謝する法要。
彼岸会 03/17 - 03/23・09/19 - 9/25

春分・秋分の日前後、7日間にわたる仏徳讃嘆・御恩報謝の法要。

降誕会05/21

親鸞聖人のご誕生を奉祝慶讃する法要。承安3年(1172)4月1日を、太陽暦に換算して5月21日とされたことから始まる。21日の前の日曜日におつとめをしている。

盆法要08/16

8月16日に観専寺総門徒盆法要としておつとめしている。『孟蘭盆経』に説かれた故事に由来する法会。

仏教婦人会
仏教の教えをいただく女性の集いで、様々な活動をしています。